歯ぎしりの音。胸の奥で聞こえる。
目が眩む。
やるせない感情に押し流されて
自分を見失いそう。
苦い笑いをかみ殺して、
黒く滾る胸の内を飲み干そう。
愛している、貴方を。
作り笑いだけの毎日。
貴方と過ごす欺瞞に満ちた時間。
そこには私がいるのか？
寂しさが泣く。
そこにはいない自分に憐れみの涙を流す。
貴方は一体何なのだろう。
私を苦しめる貴方は。
好きになったことは後悔しない。
けれど、好きにならない方がよかった。
私を苦しめる貴方は嫌い。
それでも、どうしても好きだと思う。
愛していると心が騒ぎ出す。
胸を咬む遣りきれない想いが
私を苦しめる。
淋しい、傍にいて欲しい。
それだけしか望まない。
貴方が愛しい。
思っても想っても
答えは出ないまま。
******
無題。愛するが故の苦しみ。
→戻る
ゆらゆら ゆらゆら 海の底
ゆらゆら ゆらゆら 揺られてる
私は独り 眠ってる
ゆらゆら ゆらゆら 波の音
ゆらゆら ゆらゆら 繰り返す
ここは深くて 心地よい
ゆらゆら 踊る ゆらゆら 眠る
私の眠りを 引き裂いて
貴方の声で 私を呼んで
ゆらゆら波を かき分けて
貴方の腕で 私を抱いて
深い水底 眠る私を
永遠の夢に 連れ出して
******
恋をする前の乙女、って感じでしょうか。
誰もが皆、人魚姫。
海の底で王子様の夢を見ている。
そんな気分で書いてみました。
そして、眠りから覚めて恋に落ちるんですなー。
→戻る
狂いそうだ
胸の奥で堰かれた想いに 狂いそうだ
誰か私を止めてくれ
尚も溢れ続ける想いを
熱い 苦しい
求めてはならぬ相手を求めた
その報いがこれなのか
魂を引き裂かれる
ただの憎しみならよかったのに
憎悪がいっそ心地よいほど
私は求める
私を裏切った男を
厭だ 寄るな
限りなく溺れてしまうから
私に触れるな
私はお前を愛したくなどないのだ
ああ それなのに
傍若無人な手が私に愛を呼び覚ます
お前など 求めたくはないものを…
偽りの憎しみを抱いて
生きていく方が楽なのに…
H.13.12.01. 02:09 Sat. Ighia.lied
＊＊＊
某ゲームの超お気に入り氏のイメージ。
本当はこんなんじゃないのは分かってますがね（自嘲）
何となくこんな風になってしまった。
これぞ正に妄想家の真骨頂かね〜（自棄）
→戻る