この世でただ一つの
鍵と鍵穴
私は貴方に巡り会う
それは何と不思議な定め
幾つの選択の果てに
貴方はいた
私という扉を開ける
貴方は鍵
唯一つの 鍵と鍵穴
＊＊＊
運命の出会いなんて言うつもりはないけれど
心と体の扉を開いてくれる鍵は唯一つで、
それは容易に見つからない。
些細な偶然の巡り合わせに感謝。
幸せな数多の恋人達へ。
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あたたかいね やわらかいね
うでのなか まるくなってねむる
きみは ねむりのてんし
めをほそめて しあわせそうだね
ときん ときん て
きみのこどうがきこえる
ひざのうえ あたたかい
これが イノチのおもみなんだね
＊＊＊
愛するのら猫ナナエル。僕の膝の上で眠ってくれた日。
嬉しかったよ。ありがとうね、懐いてくれて。
君は僕に会って幸せかい？
君は、僕に暖かい幸せをくれたよ。
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飛べない鳥
僕を見て 鳴く
哀しい声で
銀の鳥籠の向こうで
翼の折れた鳥
空を見上げて歌う
哀しみの歌を
手の届かない自由を
美しい翼
力無く動かない翼
無垢な瞳
僕だけが知っている
君は僕の天使
美しい歌声で
僕たちを慰める
君は白い翼の天使
僕の腕には鳥
銀の鳥籠から盗み出した
さあ 僕を連れていって
君の空へ
折れた翼広げて
＊＊＊
いつか書きたい小説のイメージ。ちょっと哀しい王子様と鳥の話です。
折れた翼ってすごく哀しい。だから書きたいのかなぁ。
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歪んだ僕の妄想
明けない朝
笑いながら堕ちていく
天使達の群れ
崩壊する城
ひび割れる大地
呑み込まれ消えていく
無力な人間達
遠い潮が聞こえる
僕を洗い流そうとする
時間の急流が
僕をつけ狙う
暗い夜
でも朝はもっと暗い
夜明けに気付かぬ侭
僕は僕を撃ち抜きたい
＊＊＊
いつか視た幻視の風景。僕は誰だろう。どこにいるのだろう。
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ありがとうね
君の全てに
ありがとうね 生まれてくれて
ありがとうね 出会ってくれて
君がいたから
僕は走り続けてこられた
優しくなれた
だから ありがとうね
僕は 独りじゃないね
＊＊＊
感謝の気持ちを持つと人は優しくなれるらしい。人間て不思議。
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何故なのですか
解けない謎の答
何故貴方でなければならないのですか
いっそ好きになどならなければ
幾度も呟いた夜
浮かんでは また沈む
女達の問いかけ
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恋する女って、きっとみんな同じような想いに苦しんだり喜んだりしてるんだろうなぁ…。
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俺を受け入れない世界など 俺は認めない
現実と激しく乖離する俺
これ程に相容れないとは思ってもなかった
現実は常に残酷だ
歩み寄ることもできない
一人の痛みは
大多数の幸福の前に敗北する
お前の痛みなど何の価値もないのだと
世界が俺を嘲笑う
踊れ踊れ踊れ…！
糸の見えないマリオネット達よ
破滅の掌の上で
俺が世界を滅ぼす迄
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永遠に蒼なるもの
私の空よ
永久に在れ
我が頭上に
愛しい空よ
その胸に私を抱け
私をさらってゆけ
私の還る場所は
お前の腕の中だけ
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空が好きです。吸い込まれたい。その中を浮遊していたい。
手に届かないもの、得られないもの。そんなもののイメージが非常に好きです。
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雨 僕の肌を叩く
銀色の針
激しい雨
柔らかい雨
今日は何を教えてくれる？
君は いつも優しい
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雨が好きです。雨の音が好きです。今夜は雨です。一本の木の想い、かな？
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幸せ
それは
恋をしていると気付く前
曖昧なその時間
二度とは戻れぬ
幸福な私
でも ありがとう
貴方に出会えて幸せでした
＊＊＊
自分にとって一番幸せなのは、その想いに気付く前だったなぁと…。
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